こんにちは、大橋建設の平です。
このページでは、大橋建設の家を建てるうえで欠かせない、標準使用の材料についてお伝えします。
私たち大橋建設は、「10年先も自慢できるステ木なお家」というコンセプトのもと、家族が快適で健康に暮らせる家づくりを行っています。
そのため、使用する材料については全て自然素材を使用しています。
それは健康で快適なステ木なお家を建てるために、人体に害の無い自然素材が最も適した材料だからです。
このページでは、それぞれの素材の特長と、それらを使用する理由についてお伝えして行ければと思います。
八女産の自然乾燥材
大橋建設の家には八女産の“自然乾燥した”無垢材を使用しています。
自然乾燥とは、無垢材を人の手によって強引に乾燥させるのではなく、なるべく自然な環境の中で乾燥させる木材の乾燥手法の事です。
以下の写真は社長が自然乾燥を行う製材所に視察に行った際のものです。
■製材所視察の様子
自然乾燥材は、一般的な手法で乾燥させた無垢材と性質が大きく異なります。
下記の一覧表をご覧ください。
解説させて頂くと、まず先ほどお伝えした通り、木材の乾燥の仕方が異なります。
木材を住宅に使用する際に、木材の乾燥作業は欠かせません。乾燥させることで、木の中の水分が抜け、強度が増すからです。しかし、乾燥の仕方にも、実は色んなやり方があるんです。
一般的な無垢材であれば、製材された木材を窯に一週間ほど入れ、木材を強制的に乾燥させます。
これに対し、大橋建設では、強制乾燥は行わず、自然乾燥という手法をとっています。
強制乾燥は1週間で家づくりの材料に使用する事が出来ますが、自然
乾燥は実際に使用するまでに1年間の歳月を要します。
具体的な手順は、まず木材を3か月間丸太のまま寝かせ、3か月が経過したら後に製材し、その後さらに9か月間、製材した木材を寝かせます。
このように長期間自然の中で乾燥させることで、乾燥時に木材の繊維(細胞)が破壊されず、木材の強度は長期的に増していきます。
しかし、木材の天然乾燥は反りやねじれが発生しやすいという、デメリットもあります。
なので、大橋建設では熟練の大工達が木の特性を理解したうえで施工を行うことで、発生する反りやねじれに対して、熟練の経験と技術で予測を立てながら、家づくりを行っています。
柳川産の漆喰(しっくい)
漆喰は古来より壁材などに利用されてきた、自然素材の塗り壁材のことです。
(近年では、熊本城や姫路城の改修工事にも使用されていました)
漆喰の種類も様々あるのですが、大橋建設では地元である有明海で採れた赤貝の殻を砕いて作られた、漆喰を使用しています。
この漆喰は赤貝を粉砕し窯で丸一日焼き上げ、焼きあがった貝灰と麻を粉砕したスサ、日本海側で採れる銀杏草を混ぜ合わせて作られています。
つまり、生産過程において化学物質を一切使用していないのです。
自然の物を利用して作られているため、当然人体にも無害です。
更に漆喰は温度に反応し、ゴミ、ほこり、科学物質、有害物質を吸着し、分解する効力があるほか、調湿機能まで備わっています。
柳川産の漆喰を使用する事で、皆さんが過ごす室内の環境をより快適で健康的に過ごして頂きたい。これも大橋建設のこだわりの1つです。
セルロースファイバー(断熱材)
セルロースファイバーとは、リサイクルされた新聞紙を原料にした魔法の断熱材です。
(断熱材とは、室内の温度を一定に保つための部材のこと)
断熱材にも様々な種類がありますが、セルロースファイバーは他の商品よりもメリットの多い商材です。
セルロースファイバーの特長
・夏は涼しく、冬は暖かい
・調湿効果が優れている
・発火しない
・劣化しにくいため、断熱効果が持続する
・吸音性が高い
・壁内結露しない
・防カビ・防虫性に優れている
・資格者のみが施工できる(専門の知識が無いと施工できない)
・20年間のメーカー保障あり
など、多くの特長があります。
これらの特長を他の断熱材と比較した表が以下です。
このように、一般的によく使われるグラスウールや、ウレタンよりも多くのメリットがあります。
原料となる新聞紙にはホウ酸を混ぜ合わせていますが、ホウ酸は人体には無害ですので、健康面への悪影響はありません。
またセルロースファイバーは、有資格者のみが施工できる商材です。
つまり、セルロースファイバー専門の資格と技術を持ったプロが、シッカリと施工させて頂くので、施工面に関してもご安心ください。