こんにちは、設計士の高山です。
大橋建設では建築プラン(間取り図やお見積り)を皆さまにご提出する前に、必ずやって頂くコトがあります。
それはご家族全員にお集まりいただき、私たちと一緒に「家族会議」を開いて頂くことです。
えっ?なんのために?
そんな声が聞こえてきそうですが、これから何十年と住まう家を建てるにあたって、「今の家族間のライフスタイルを把握する」と同時に、「これからの理想の暮らし」
を家族間で把握し、意見のズレを極力少なくするためです。
これは「10年先も自慢できるステ木なお家」を建てる上で、とても重要なことです。
家族の成長と共に、住まい方は必ず変化します。
例えばお子さんに起こるライフスタイルの変化を想像したとき、一般的にはこんな出来事が想像できると思います。
・子どもが産まれる
・小学校に入学する
・中学生になり、部活を始める
・高校生になり、受験勉強を始める
・大学を卒業し就職、ひとり暮らしを始める
このようにお子さんに起こる出来事だけでも、ライフスタイルの変化はたくさんあります。
またそれにより、一緒に住まう家族それぞれの家での過ごし方も、少なからず変化せざる得ない状況が発生します。
年月が経つと、家族の毎日のライフスタイルは必ず変化します。これは家族が成長していくうえで、当たり前の話です。
しかし、その変化全てに対応できる家を建てようとするのは・・・恐らく難しいと思います。
だからこそ、まずは「今の家族間の意見やライフスタイルを把握する」ことと、「これからの理想の暮らしと意見」を把握した上で、極力そのズレが無いように設計をすることが大切なんです。
これらを把握することで、家族それぞれのライフスタイルの変化を予め予測し間取りを考えられますし、何より家族間での意見の食い違いなどが無い住まいを建てることが出来るのです。今の暮らしだけを基準にしてしまうと、後々後悔してしまう事にも繋がりかねませんし、きっと家族間でそれぞれが思い描く「理想の家と暮らし」があるはずです。
その「理想の家と暮らし」を皆で共有した上で極力そのズレを無くし、それを図面に活かす。
これが「10年先も自慢できるステ木なお家」を作る上で、とても大切なことです。
そしてなにより、10年先も家族みんなが笑顔で過ごすために、家づくりを通じて「家族について考え、絆を深める」キッカケにして頂きたい。
そんな想いで大橋建設では、設計前に私たちスタッフが皆さまと一緒に家族会議を開かせて頂いております。
家族会議の一日のスケジュールについては、以下をご確認ください。
「ステ木な暮らしを考える家族会議」の流れ
① 大橋建設の家づくりについてご説明(紙芝居)
まずはご家族のみなさまにお集まりいただき、大橋建設の家づくりの考え方について、私たちが紙芝居を披露いたします。
この紙芝居は社員全員で内容を考え、社長の奥さんが絵を描き下ろした手作りのものです。
大橋建設が考える良い家ってなんなのか?
まずは少しの時間だけお付き合い頂ければと思います。
(紙芝居の詳しい内容については、当日のお楽しみです)
② 家族間プロフィールの作成
私たちがそれぞれにプロフィールをお伺いしたり、場合によっては家族間で「趣味は何ですか?」なんて、質問しあったりします。
以外に、パパやママも知らないお子さんの好きな事の話とか、出てくるかもしれませんよ?
家族について、この機会に一緒に話し合いましょう。
③ 今の暮らしと10年先の暮らし
プロフィールの確認が終わったら、いよいよ家族会議も終盤。
今どんな暮らしをしているのか?
そして、10年後どんな暮らしをしたいのか?する予定なのか?
プロフィールと照らし合わせながら、10年という仮のゴール地点に到達するための、ご家族それぞれのライフスタイルについてお伺いさせていただきます。
以上が、家族会議の流れの一例です。
家族会議をで伺ったお話を基に、大橋建設ではご家庭それぞれにあったプランをご提出させていただきます。